[ダブルクロス]遠い夏の日

急に日曜昼が空いたので、せっかくならとダブルクロスのPL募集をします。
自鯖どとんとふ＋スカイプのボイスセッションを予定しています。
またこの募集はTwitterでも行っています。

募集人数：2～3人
経験点：初期作成+20（150点）
レギュレーション：基本1～2必須。使用可能は上級まで。それ以外のサプリは要相談。
ステージ：ウィアードエイジ（1940）/ただしサプリである”リプレイ・トワイライト”の所持は必須ではない。

今回予告
　ナチスドイツは後に言われる第二次世界大戦を開始し、欧州各国に侵攻。その手はやがてフランスへと伸びた。誰もが思っていたよりも早く、フランスは敗北。ダンケルク作戦である程度の戦力を国外へ逃がすことは成功するも、今やナチスドイツは欧州を席巻していた。
　連合軍最後の砦となった大英帝国はあくまでナチスドイツと戦うことを決意。民間でも防衛隊が組織され、ナチスドイツの上陸へ備えた。さらには戦前から準備されていた当時の世界では最高水準の大規模なレーダー網により、イギリスの防衛は完璧であった。
　1940年。ナチスドイツは大ブリテン島上陸の前に制空権を取るべく、空軍を出動させる。一方で連合軍もそれを迎撃。ここにバトル・オブ・ブリテンははじまった。半年間に及ぶ大空戦である。
　完璧であったレーダー網であったが、しかし偶然か運命か、ワイト島のレーダー基地が攻撃を受け、レーダーは大破してしまう。このままではドイツ空軍の好きにさせてしまう。それは連合軍の、イギリスの敗北を意味した。
　狂人じみた科学者が持ち込んだ、古ぼけた意見書が目に止まったのはその時だった。巨大聴音機による音の集積によって、レーダーの代わりに敵機を発見するというばかげた発明は承認された。ドーヴァーにほど近い田舎町に急遽建設された巨大聴音機には、特別な部品が組み込まれていた。ーージュリエットという、少女が。
　これは、たった一ヶ月の物語。その一ヶ月をたった一人で連合軍を支え、後の勝利へと導いた、決して明かされない物語。


PC①：ワークス／超人兵士（ルールブック１の防衛隊員か傭兵のものを適用）/サンプルキャラ”鮮血の銃弾”
　シナリオロイス：ジュリエット・クランシー　　感情：庇護／憐憫
　あなたは連合軍の兵士として数々の戦線を渡り歩いてきた。あなたは他の兵士と異なる力を持ち、それがゆえに決して表に出ることのない任務を任されてきた。擦り切れそうになる日々の中、ふと思い出すことがある。それは故郷のウェールズにいた少女、ジュリエットのことだ。妹のような彼女のことを、故郷で過ごした思い出があるからこそ、あなたは戦えていたのだ。
　そんなあなたの次の任務は、ドーヴァー海峡にほど近いホーンという片田舎の町にある基地で、対空監視迎撃、そしてジュリエットという少女を守ることだった。
（GMより：PC①とジュリエットは幼なじみです。そのままならばPC①はイギリス人でしょう。もしそれがいやだった場合、避暑にウェールズを訪れたことがあり、長い滞在の中、ジュリエットと仲良くなったということにしてください。今回のお話ではジュリエットとあなたの交流が主軸なので。そういう意味ではDXらしい王道の話だと思ってください。ハンドアウトではジュリエットは妹のような存在ですが、大切に思ってもらえるというのでしたら、感情を変更しても構いません）

PC②：ワークス／研究者/サンプルキャラ”虚空の輝き”
　シナリオロイス：ベンジャミン・グルーバー博士　　　感情：尊敬／不信感
　あなたは連合軍の兵器研究者だ。だいたいのものには驚かないあなただが、ベンジャミン博士の作った巨大聴音機（音響探信儀というらしい）『フェアリーサークル』は見たことも聞いたこともない代物だった。狂気の産物であり、最も重要な部品が人間という非人道的なものだったが、効果は驚くものだった。電波レーダーの穴を埋めるどころか、ドイツ空軍基地のハインケル爆撃機の発動音さえ聞き分けるというものだった。
　だが自分の発明品が効力を発揮するにつれ、博士は徐々に顔を曇らせていくようになった。技術の検証も含めて、博士の助手として配属されているあなたはどうするべきだろうか。
（GMより：PC②はPC①とは異なった立場で博士やジュリエットと接することになります。ある程度大人であった方がいいでしょう。精神的な意味であり、別に年端のいかない天才児を否定するつもりはありません。目線が一歩引いたところ、でも引きすぎない位置で、という加減でしょうか。難しい立ち位置かもしれません）

PC③：ワークス／ドライバー/サンプルキャラ”死神の手”
　シナリオロイス：アーサー・ホプキンス少尉
　あなたは連合軍屈指のパイロットだ。しかし無能な上官に耐えられず、つい殴りとばしてしまった。陸の上ならともかく、満足な腕もないくせに空でも威張り散らそうとしたので、あなたはそれを許せなかった。結果は左遷。前線と最新鋭機から離されたあなたは、ホーンという片田舎の町の小さな基地へと回された。
　小さな基地には小さな飛行場があり、二線級の機体となったデファイアントと、時代遅れの複葉機グラディエーター、そしてまだ組立られていない戦闘機があるだけだった。
　パイロットは二人。それがあなたとアーサー・ホプキンスだった。
（GMより：戦闘機のパイロットを想定しています。立場としてはPC①やPC②に比べると自由です。連合軍には義勇兵も多かったため、アメリカや、イギリスに限らずさまざまな人種国籍のパイロットがいました。亡命してきたという設定にすれば元は枢軸国側の人間でもいいでしょう。あなたのやりやすい設定でどうぞ）


セッション中に無料で支給されるアイテム

航空機（ビジュアル的な指定はしない）
　種別：ヴィークル　　　技能：<運転：航空機>
　攻撃力：5　　　行動値：-3
　装甲値：-　　　全力移動：100ｍ
　搭乗している間、飛行状態となる。

車載機銃
　種別：射撃　　　技能：<射撃>
　命中：0　　　　 攻撃力：9
ガード値：- 　射程：100ｍ

• ヤルセナイン(ID:873) / 参加希望です、パブリックエネミー　えふぇとアーカイブ　ユニバーサルガーデン　持ってます　使えるかどうかは後々相談します

参加する

ログインしていなければ参加できません。参加する場合はログインしてください。